CB缶、OD缶とは…
持ち運びが出来てどこでもお湯を沸かしたり、調理が出来る便利なガス缶。
登山やキャンプなどでは大活躍するのがガスです。
市販で売られている種類は大きく分けて2種類。
CB缶とOD缶です。CB缶もOD缶も読んで字のごとく
CB→カセットボンベ
OD→アウトドア
となっています。
CB缶とOD缶のガスの質にほとんど差はありません。※寒冷用は除く。
CB缶のメリット・デメリット
メリット
①安価である。後から説明しますがOD缶に比べて4~5分の1程度です。
②入手しやすい。コンビニからスーパーなど販売している店舗はOD缶と比べ物にならないくらいに多いです。
デメリット
①火力が弱い。寒い時は火力の弱さが顕著に出てきます。全くお湯が沸きません。
②荷物がかさばる。専用バーナーはOD缶用に比べとても大きく収納がコンパクトになりません。
OD缶のメリット・デメリット
メリット
①火力が安定しているパワーがある。寒さにも強く火力調整も容易です。
②収納しやすい。専用バーナーはコンパクトなものが多くクッカーにOD缶とバーナーを放り込んで蓋を閉めるだけという具合にまとまりやすいです。
デメリット
①高価である。CB缶に比べ4~5倍程度です。
②手に入りづらい。アウトドアショップに行くか、大きなホームセンターに行かないと販売していません。
CB缶からOD缶にガスを補充してみる。
本数 | 1本 | 5本 | 10本 | 15本 | 20本 | 25本 | 30本 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
OD缶@486 | 486円 | 2430円 | 4860円 | 7590円 | 9720円 | 12150円 | 14580円 |
CB缶@102 | 102円 | 510円 | 1020円 | 1530円 | 2040円 | 2550円 | 3060円 |
OD-CB差額 | 384円 | 1920円 | 3840円 | 5760円 | 7680円 | 9600円 | 11520円 |
比較として購入本数と価格を表にしてみました。
※CB缶、OD缶ともに私が購入した単価としております。
変換アダプターを2000円として考えると6本目あたりでアダプター代が浮く計算となります。
というわけで巷に流通している変換アダプターを使ってガス変換補充してみます。
補充前 缶の重さ

補充前 OD缶163g CB缶350g
OD缶へ補充してみる!
①変換アダプターをOD缶に取り付け
あらかじめ冷蔵庫でキンキンに冷やしたOD缶に変換アダプターを取り付けます。

バルブは閉めておく。
②お湯で温めたCB缶を変換アダプターに取り付けバルブを開ける。
セットしたらバルブを開けます。

バルブを全開放!!
冷やしたOD缶と温めたCB缶の温度差による圧力の差を利用してOD缶へガスを補充します。
バルブを開放したと同時にブシューーという音を立ててガスが移動しているのがわかります。
1分ほどで音が静かになりますのでバルブを閉めて重さを確認します。

補充後 OD缶389g CB缶124g
補充前 | 変換量 | 補充後 | |
---|---|---|---|
OD缶 | 163g | +226g | 389g |
CB缶 | 350g | -226g | 124g |
OD缶の新品時は351gでしたので少々補充しすぎましたのでバルブを開けて少しガスを抜いてちょうど良く満タンになりました。
必読・注意事項!!
ガス缶の補充についての注意。
もちろんのことながらメーカーは推奨しておりません。
補充するのは自己責任で行ってください。
上記のようにガスの入れすぎには十分注意ください。
入れすぎの状態でバーナーに火を入れると火がとてつもなく多くなる可能性があります。
私は家や低い山で使用しておりますのでたいした問題にはなりませんが命に関わるような高山で利用する場合はケチらず新品をご用意くださいませ!
では良いアウトドアライフを!
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